この度は、我社のホームページをご覧頂きまして有難うございます。これも何かの縁でございます。
「曳家(ひきや)」と言う言葉はあまり耳にされない言葉だと思います。曳家とは・・・建物を解体しないで、そのまま場所を移動させる事です。皆様の身近な所で仕事をさせて頂いております。
ここ最近の異常気象により、床上浸水、床下浸水と言う言葉をよく耳にするようになりました。そのせいか、被害に遭う前に、曳家の技術によって建物をそのまま上に持ち上げ、基礎を高くする方が近年多くなってきております。
ところで、ご自身のお宅でも地盤の沈下や傾きなどで建物自体が傾いていませんか?床が傾斜していたり、ドアや窓といった建具が開閉しにくくなっていませんか?
こうした不具合は、建物を持ち上げる際に修正することが可能です。建物が元に戻るばかりでなく、バランスが是正さ不安からくるストレス、傾きによる健康被害。本来であれば、家族が住む家は、疲れを癒したり、皆で笑ったりする楽しい空間のはずですが、心配の種になってはいないでしょうか。そういう心の傾きを曳家の技術で正すこともできるのです。
また、昨今は「古いものを廃棄し、新しいものを」と考える風潮にありますが、古いものを大切にし愛情を持って使うことは、環境にも優しく、経済的でもあります。
古い建物を壊して、何でもかんでも新しいものにすればよいというものではありません。特に古民家の再生、古い伝統文化のある町づくりなどを通して、情緒豊かな建物や風情は人の心を落ち着かせてくれたり、楽しませてくれたり、豊かさを養ってくれたりするのではないでしょうか?
曳家の技術は、時には災害復旧や文化財の保存という分野にも大きく関わりをもっています。つまり、住環境を整え、愛着ある住まいの維持・管理のお手伝いをさせて頂くと共に、地域の伝統文化を継承していくことも我社の大切な使命なのです。
こうした技術を必要とお考えでしたら、お気軽にご相談頂ければ幸いです。